電動アシスト自転車について

Q.電動アシスト自転車ってどうなってるの?

A.ペダルを踏込む力をセンサーが検出し、踏込む力に応じてアシストユニットの電動補助力が働き、軽い力で運転することができます。ノーマル・ターボ・エコなど設定モードで電動補助力の働き方が変わります。
電動アシストを「OFF」にすると普通の三輪自転車として利用できます。

Q.電動アシストはどうやって使えば良いの?

A.ペダルを踏む前に、操作スイッチの「ON」ボタンを押します。バッテリー残量表示の赤色ランプが少し遅れて点灯します。ペダルを踏みながら操作スイッチを「ON」にすると、電動補助力の設定が「ズレ」て働き方が弱まります。バッテリー残量表示の赤色ランプが、3つ点灯していれば安心して運転できます。

Q.脚力が弱いので助けてもらえるか?

A.「Mode」ボタンを押して「ターボモード」を選んでください。
ターボモードは、道路交通法で定める規制値の上限に電動補助力を設定しています。
そのためノーマルモードより電動補助力が強くなりますが、1充電あたりの走行距離はノーマルモードの約60%になります。

Q.電動アシストで長い距離走れるか?

A.「Mode」ボタンを押して「エコモード」を選んでください。
エコモードは、電動補助力を15km/hに設定しています。
そのためノーマルモードより電動補助力が弱くなりますが、1充電あたりの走行距離はノーマルモードの約160%になります。

Q.運転(走行)途中でバッテリーが切れたら?

A.操作スイッチの「OFF」ボタンを押してください。操作スイッチの「OFF」ボタンを押せば、通常の三輪自転車として運転できます。電動アシストを使わないで走行する場合も、同じように使います。

Q.運転モードってどうすれば分かるの?

A.操作スイッチの「アシストモード表示」をご覧ください。
SE2の場合は、青色ランプ1つが点灯・点滅・消灯して教えてくれます。
SE3の場合は、橙色ランプ3つの点灯する位置で教えてくれます。

Q.1回の充電でどのくらい走れるの?

A.バッテリーを満充電後、残量が0になるまでノーマルモードで走行したときの、走行できる距離の目安は、一般路の運転モード(走り方)で約40kmです。
これはバッテリーが新品で気温25℃、車載重量60kg、乾燥路面で無風状態という条件下で走行したときの当社での計測データです。
平坦路を連続して走行した場合や、坂道での走行では走る距離が変わってきます。

Q.トライクから離れるときはどうするの?

A.≪トライク≫を止めて、操作スイッチの「OFF」ボタンを押してください。
操作スイッチの「OFF」ボタンを押せば、通常の三輪自転車として運転できます。
電動アシストを使わないで走行する場合も、同じように使います。

Q.バッテリーって爆発しますか?

A.バッテリーを火中に入れたり加熱すると、液漏れ・異常発熱や最悪の場合、破裂(爆発)する恐れがあります。
バッテリーの端子間を金属等で接触(短絡:ショート)させたりしても、液漏れ・異常発熱や最悪の場合、破裂(爆発)する恐れがあります。
バッテリーの取扱いは、十分慎重にお願い致します。

Q.バッテリー残量を知る方法は?

A.操作スイッチの表示ランプで、バッテリー残量の状態が確認できます。
バッテリー残量を示す赤色ランプ3つの点灯状態や点滅する様子で、今直ぐ充電が必要か、まだ十分に走れるかが分かります。

Q.バッテリー残量が「0」になったら?

A.バッテリー残量を示す赤色ランプ左側の1つが点滅したら、バッテリー残量が「0」またはそれに近い状態です、いま直ぐ充電が必要です。
運転中であれば操作スイッチを「OFF」にして充電できる場所に向かってください。

Q.充電できない時はどうするの?

A.「電源プラグとコンセント」や「電源コードと充電器」を確実に接続してください。
また「充電プラグと充電コネクタ」は向きを確認して確実に差込んでください。
充電するバッテリーが熱かったり(45℃以上)、冷たく(0℃以下)ないですか?。
バッテリー自体の温度が適正温度(0~45℃)になるまで充電待機となり、異常ではありません。適正温度になると充電が開始されます。
充電を始めても緑色ランプが点滅しないまたは、橙色ランプが点滅した場合は、直ちに使用を中止して、販売店にご連絡ください。

Q.長期間放置していたが、まだ使えるか?

A.長期間バッテリーを放置して充電を忘れていた場合は、バッテリーの電圧が下がり過ぎている可能性があります。
予備充電が行われ電圧が回復すると、通常の充電が開始されます。
適正温度下(0~45℃)でしばらく(5時間程度)おいても充電を開始しない場合は、充電器の異常やバッテリーが異常(寿命)である可能性があります。
販売店に修理を依頼してください。

Q.充電中はバッテリーが熱くなるか?

A.バッテリーの仕組み上、充電中や充電直後、使用中や使用直後に暖かく(40℃~60℃程度)なっているのは異常ではありません。
手で触れられないほど熱い(60℃を超えて異常に熱い)場合は、直ちに使用を停止し、販売店に修理を依頼してください。

Q.充電中に異臭がしたり、煙がでたら?

A.直ちに使用を停止し、販売店に修理を依頼してください。

Q.使えなくなったバッテリーの処分方法は?

A.使用済みのリチウムイオンバッテリーは、貴重な資源を守るために廃棄しないでリサイクル協力店にお持ちください。

Q.充電不能状態の時のリカバリー方法は?

A.バッテリーを自転車本体に取付け、電源を入れて「モード切替」スイッチを長押しし、「充電走行モード」で500メートル程度走行します。
その後バッテリーを取外し充電器を使って充電します。
但し、電源が入らないほど電圧が低下している時は、この方法が使えません。
バッテリーのリカバリーができるのは、電動アシストタイプ「SE」に限ります。

2018年03月03日